あのくさ2023:清明の巻

支部長通信「あのくさ」

すべてのものが清らかで生き生きするころ、命が輝く、希望に満ちた季節です。
新しい季節、門出の時に、なんだか、書いているだけで、心が透き通っていくような言葉ですよね。
この春、就職して東京に出てきた後輩たちも入社式を済ませ、緊張した社会人生活を送っているところかもしれません。

ところで、毎度の私事で恐縮しますが、本年度より、従来の営業担当に加えて、海外工事を展開する国際担当に任命されました。
現在、当社が海外に派遣しているのは2か国ですが、早速、約20年ぶりの海外出張で、初めての国フィリピンに行ってきました。

あまりにも久しぶりの海外出張で、また、新型コロナの影響もあって、システムも変化しています。
パスポートを取得するところから始めて、ワクチン接種証明や、入国の際に提示するアプリの登録等々、初めてのことの連続です。
見えない疲労が蓄積して、地球の重力が一気に倍になってしまったかのような感覚で、「あのくさ」を書いています。

海外渡航者は、まだコロナ前の水準には戻っていませんが、一気に増加している状況で、空港の手続きは長い列が出来やすく、待ち時間も一時期より増加しています。
今年のGWは、国内を含めた旅行者数が、ほぼコロナ前の水準に戻るような見通しも出ていますね。
マスクの着用は自己判断と言いながら、まあまだ着けている人の方が多いですが、ようやく大きな波を超えて、これも新しい生活が始まった感じですね。

心を澄ませて、清らかな気持ちを意識すれば、日々の喧噪も少しは浄化出来るような気もしてきます。
皆様も、気持ち新たに、歩き出してみませんか。
心も体も、少し軽くなった気がするかもしれませんよ。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和5年4月5日 清明

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