6月21日(金)夏至です。
一年でいちばん昼が長く、夜が短い日です。
暑さが日に日に増してきていますが、皆様、如何お過ごしでしょうか。
夏至は昼間が長いというのですが、いったいどれくらい長いのでしょうか。
東京では夏至の日の日の出が4時25分、日の入りが19時00分となり、昼間の長さは約14時間35分となります。
冬至とは昼と夜の長さが逆転しますから、冬至と比べると約5時間は昼が長くなる計算ですね。
江戸時代は夜明けと日暮れを基準に昼と夜をそれぞれ6等分して時刻を定めていましたので、夏至の時には昼の一刻が一番長くなります。
一日のうちでも昼と夜の一刻の長さが違うわけですから、人々の暮らしも季節の流れで大きく違ったことだと思いますが、同じ一刻で測るとすれば、夏はたくさん働くことになりますよね。
それだけに、今より昼と夜の長さに敏感だったと思います。
今年の関東地区は、夏至の日に梅雨入りしました。
これは例年に比べると遅い方から二番目と言うことですが、今日も新幹線が運転を見合わせるほど激しい雨が降っています。
暑さにも適応しながら、梅雨の季節を乗り切っていきましょう。
有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和6年6月28日(旧暦 皐月23日)夏至の巻