あのくさ2024:雨水の巻

支部長通信「あのくさ」

雪が雨に変わって雪解けが始まる季節「雨水」(2月19日)は、昔から農耕を始める時期の目安とされていました。

そういう意味で、春が近づいているという実感が出てくるはずですが、非常に強い風が吹き荒れたり、寒気が訪れて、まさに「寒の戻り」という日々が続いています。

皆様、如何お過ごしでしょうか。

ところで、2月には11日の「建国記念の日」と23日の「天皇誕生日」という二つの祝日があります。

世界の国々では、その国家にとって最も記念すべき日としてナショナル・デーを定めていて、多くの国では、独立記念日や建国記念日としていて、国王の誕生日の国もあります。

そういう意味で、2月の祝日はどちらも日本のナショナル・デーとして定める事ができるような気がしますが、現在は、建国記念の日になっているようです。

神武天皇の即位という日本の歴史的な出来事を起源とする建国記念の日と日本国、そして日本国民統合の象徴である天皇陛下の誕生日が同じ月にあるのは令和の偶然ですが、日本という国が、世界に類を見ないほど、歴史と伝統を持っている国と改めて認識させられますね。

現代に暮らす多くの日本人は、国家の独立や天皇陛下の存在に心を配らずに暮らしているかもしれませんが、この季節に、その重要性を改めて考えてみるのも良い機会かもしれません。

春はもううすぐそこに来ています、寒の戻りに負けずに頑張っていきましょう。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和6年2月29日(旧暦:睦月20日)雨水の巻

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