あのくさ2024:啓蟄の巻

支部長通信「あのくさ」

春の暖かさを感じて、土の中で冬籠りをしていた生き物たちが目覚めるころとされる啓蟄(3月5日)です。

しかし、「雨水」の雨が雪に戻ったのか、先週(3月8日)の東京は、朝から雪が降っていました。

 なかなか暖かい日が訪れないので、「あのくさ」の筆も凍り付いていましたが、ようやく暖かい日差しが戻る兆しが見られ、コートなしでも出かけられるようになりましたので、少し気合を入れ直しているところです。

この時期、春を迎える行事が各地で行われると思いますが、東大寺二月堂で行われる修二会という行法は存知でしょうか。

3月12日の夜、本尊に供える香水を汲み上げる行事から「お水取り」という名で知られていたりもします。

残念ながら私は拝観したことはないのですが、この行法は、東大寺の大仏開眼供養が行われた天平勝宝4年(西暦752年)から途絶えることなく今日まで続いているという事です。

これまで、幾多の困難があったのではないかと想像できますが、それを乗り越えて続いてきたのは、携わる人々の強い気持ちがあったからだと思います。

長く続いてきた行事を続けていくことは、先人の努力や想いを将来に繋いでいくことでもあります。

私たちもそんな気持ちを強く持って、有信会東京支部を後輩たちに繋いでいきたいですね。

ようやく、春の暖かさを感じ始めました。

気持ちを新たに、少し心を弾ませて今日も一日を過ごしていきましょう。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和6年3月15日(旧暦:如月6日)啓蟄の巻

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