あのくさ2023:大寒の巻

支部長通信「あのくさ」

今日は「大寒」、一年の中で一番寒い時期とされていますが、この寒い時期を越えると暖かい春を迎えることができると言われています。

関東地区は少し暖かい日和になっていますが、皆様、如何お過ごしでしょうか。

ところで、新年の誓いとして、この「あのくさ2023」を復活させることにしましたが、季節が過ぎるのは早いもので、あっという間に大寒がやってきました。

そもそも二十四節気とはどうやって決まっているのか?

なんとなく、旧暦(太陰太陽暦)の世界だと勝手に想像してましたが、それにしては、毎年ほぼ同じ日が大寒になるという疑問もあります。

実は、太陰太陽暦では月の満ち欠けを中心に月日を決めていますが、太陽の動きによる季節の変化に合わせるために、太陽の一年を24分割して二十四節気が決められているようです。

月と太陽の動きの良いところをあわせた、非常に理に適った暦だったのかもしれません。

一方、今年は1月22日(日)が旧正月(旧暦の元日)になっています。
私の実家では、毎年、旧正月にも餅をついてお雑煮を食べてお祝いしていましたが、現在の日本では一部地域を除いて、非常に少ない習慣になっているようです。

しかしながら、アジアの国々では、旧正月の方をお祝いする習慣は強く残っており、この点では、日本の方が特殊な様です。

旧暦の元日は当然のことながら「新月」です。
慌ただしい毎日ですが、この寒の時期、月のない出ない夜に、心を澄まして、もう一度この一年を考えてみるのも良いかもしれません。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和5年1月20日 大寒

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