あのくさ2023:小暑の巻

支部長通信「あのくさ」

「小暑(しょうしょ)は、蝉が鳴き始め、本格的に暑くなるころらしいです。
確かに蝉が鳴くと夏って感じですね。
九州北部では記録的な大雨が続いていますが、関東は本当に暑くなりましたね。

博多では、祇園山笠が走り出す時期です。
山笠の行事で箱崎宮参道先のお汐い取りというのがありますよね。

私の実家(福岡市東区奈多)では、お汐いをでぼに入れて玄関先に吊るしていました。
家を出る時に振りかけて、身を清め厄を払っていましたが、今、マンション住まいの我が家でも、家を出る時には箱崎宮で買ったでぼからお汐いを振りかけてから出かけます。
玄関が砂だらけになると家族には不評ですが、なんとなく、昔からの習慣になっています。

子供の頃、近所の須賀神社でお祇園様と呼ばれる夏祭りがありました。
子供たちが行事の主たる部分を執り行っていましたが、今もあるのでしょうか。
ネットで調べると須賀神社は存在していますが、祇園祭は見つかりません。
子供が少なくなった田舎では、続けられないのかもしれませんが、子供の頃の思い出と夏祭りは重なるところがありますよね。

幼馴染と会うこともなかなかないのですが、長い年月を隔てて出会ったとしても、きっと昔と同じ空気が流れるのではないでしょうか。

有信会東京支部も同じ遺伝子を持った仲間として、時空を超えて、ある日突然出会っても、同じ空気を持てる仲間であって欲しい。
有信会東京支部をそんな出会いがある会にしていきたいですね。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和5年7月7日 小暑

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